日建片桐リース株式会社様(北海道札幌市)

SUPPOT

重労働に、ロボットという選択肢
SUPPOTが建設・物流・介護の現場を走る

日建片桐リース株式会社様は、建設・物流・介護の3分野を軸に、北海道を中心に展開している総合レンタル企業様です。このたび、幅広い分野にわたるお客様の作業環境の改善策を提案するために、レンタル資産としてSUPPOTをご導入いただきました。
実際のご使用感やご意見について、担当者様にお話を伺いました。

SUPPOT導入の背景

建設業界・物流業界・介護業界など、慢性的な人手不足や作業者の身体的負荷といった課題に対応するため、省力化・安全対策機材の一環としてSUPPOTを導入しました。
また、自社センター内におけるレンタル資産の整備や出入庫作業においても、AGVやセグウェイ式台車との併用により、フォークリフトの使用頻度を抑えながら、作業効率の向上と省力化を目的とした活用が進められています。また、現場の活性化や離職抑制、生産性向上にもつながる取り組みとして期待しています。さらに、SUPPOTは特別な資格を必要とせず運用できるため、導入後すぐに現場で活用できる点も大きな魅力となっています。

導入前の課題と導入後の期待

導入前は、手作業による小運搬や作業台車の使用に伴う作業者の身体的負担や労災リスクが課題となっており、特に凍結・圧雪路面での作業においては、安定した運搬が困難な状況が続いていました。また、リフトなどの荷役機材が長時間拘束されることで、作業の柔軟性や生産性にも影響が生じていました。
SUPPOTの導入により、これらの課題に対する改善効果が期待されており、現場では省力化・安全対策の一環として、今後のさらなる活用が見込まれています。

SUPPOTのおすすめポイント

SUPPOTの導入にあたり、現場での実用性と操作性を重視しました。特に以下の機能が、作業環境の改善に貢献するポイントと考えています。
・ 4WD(四輪駆動)および4WS(四輪操舵)による悪路走破性
・ 単管を活用した柔軟な荷受け台加工
各種安全装置の搭載
ボタン操作のみで設定可能な追従機能
これらの機能により、省力化と安全性向上の両面で現場の即戦力として活用しています。

ご担当者様の声、将来の展望

現場ニーズに応じて、自動運転時の台車連結・解放機能や複数台の一括管理ダッシュボード、稼働ログの自動記録による定量的な労力把握に加え、積載性能や走行対応力の強化、操作機器の小型化・デザイン性向上、さらには粉塵や悪路への耐性強化など、将来的にはさらなる機能拡充を期待しています。

 

取材ご協力:日建片桐リース株式会社様
https://www.katagiri-g.com/nikken/


↳作業員と一定の距離を保って自動追従

↳前日の雨の影響で泥化した坂道を上がりきる

※SUPPOTは株式会社ソミックトランスフォーメーションが製造・販売するロボットです。

導入事例のPDFはこちらから◆

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