業務効率化で大きな効果を実感
IT機器のレンタル&サービスを行っているJ様に、業務自動化ツールipaSロボ(アイパスロボ)を導入いただき、その後のご様子などをご担当者様よりうかがいました。
導入の背景・決め手
弊社はIT機器ソリューションをお客様にご提案するビジネスをしております。ITという製品の性質上、新しい商材が生まれるスピードもとても速く、それに伴う事務手続きも加速度的に変化していきました。それにより基幹システムですべてを対応することが難しくなり、サブシステム導入を検討。事務的な業務を自分達でツール(マクロ・Access・クエリ)を駆使し自動化していましたが限界があり、パソコン全体を横断的に自動化できるものとしてRPAが候補となり、検証を
して効果が見込めたため、導入に至りました。
ipaSロボは、インターフェイスが直感的に操作できるようなアイコンや、小単位で基本モジュールを生成して様々な業務に容易に応用できるような構造になっており、そのような点に魅力を感じています。
また、営業担当者によるデモンストレーションで具体的な自動化のイメージがついたことや、操作方法などを詳しく教えていただいたことも導入の決め手となりました。
導入の効果
導入してから約2年が過ぎ、現在は20個ほどのロボットが動いています。決まった時間に決まった業務をしなければならないというものを自動化したので、時間を気にせず他の業務にあたることができるようになりました。部門によっては社員帰宅後の夜間に動作するロボットもあり、トータルで月300時間ほどの業務量削減を実現しています。
導入前は、RPAの導入によって仕事が無くなるのではないかとの懸念の声もありましたが、単純作業をロボットに任せ、その時間を別の建設的な業務に費やせる点を伝え、社内では理解していただきました。また、社内外での複数回の勉強会によって、利用が広がっていきました。
直接的な効果だけではなく、新しい業務を組み立てる中で、いかに自動化できるかを念頭に置き業務を組み立てる習慣がつきましたので、全体の業務効率化に活きております。
今後の展望
コロナ禍でテレワークが増えてきた影響もあり、紙からデータへと様々なことが移行していますので、今まで紙ベースで行ってきたこともipaSロボでデータ処理に変えていきたいと考えています。
更に、自社システムとの連携を強化して、商品管理や集計業務にもipaSロボを活用していく予定です。
ipaSロボ業務管理者様の声
今まではアラートを立てて人が動いていたことを、ipaSロボでスケジュール管理をすることで、意識せずとも自動実行してくれるため、業務量の削減だけではなく業務担当者の心理的負担も大きく減りました。1年後、2年後と時間が経つにつれて、ipaSロボ導入の大きな効果が、さらに生まれてくると確信しています。